「入学祝ね‼」と彰は聖にプレゼントを渡してくれた。
「開けていい?」と目を輝かせながら言う聖に笑ながらどーぞと言う彰。
中には、シンプルなデザインながらもオシャレで少しクラシカルな財布が入っていた。
聖はスゴく喜んでいる。私も嬉しかった。
「ありがとう!気遣わせてごめんね!」と私が言うと、
「俺が勝手にしたくてしただけだから気にしないで」と言ってくれた。
稼ぎのいい人気作家はやることが違うわ~なんて思わず感心してしまった。
しばらくして、部屋に戻った私たち。
聖はほんとに嬉しそうに大事に財布を抱き締めていた。
そろそろお風呂行かない?と私が声をかけると大賛成。
私たちは準備して、お風呂に向かった。
どうやら、彰も一緒に向かうらしい。
お風呂の前でそれぞれに分かれた私たちはそのままお風呂ののれんをくぐった。
春の心地よい風と桜の淡いピンク。澄んだ空気に癒されながら入る露天はやっぱり最高だった。
二人とも仲良く入ってるかしら?
私たちは心も体も温めて、お風呂を出た。
風呂の前で合流した私たち。
夕飯迄は時間があるので近所を散策することにした。
楽しい時間を過ごし、写真もたくさん撮った。お腹が空いて部屋に戻った頃、夕飯の支度が出来ていた。
彰も私たちと一緒に食べることになった。
3人で食事を始めてしばらくして、仲居さんが、ケーキもを持って入ってきた。
「聖さん、大学入学おめでとうございます。こちらのケーキはうちの自慢のシェフが記念にとご用意してくださいました。素敵な日を。これからの人生に幸多きこと、お祈りいたします」と仲居さんは言って、テーブルにケーキを置いた。
泣きながらありがとうと言う聖。
「喜んでくれて良かった」と私が言うと、
「姉ちゃんありがとう!俺世界一の幸せ者だー」と聖は言って私に抱きついてきた。
「良かったね~。こんな幸せそうな現場に立ち会えて俺も嬉しいよ。あっ、けど、これで満足しちゃダメよ?」と彰は言う。
彰、さては何か企んでるわね?!
それからも楽しく過ごした私たちは寝ることにした。
翌朝ー
チェックアウトをしていると、彰が来た。
「連れて行きたい場所がある。付き合ってくれるか?」と彰は言う。
そして、連れてこられた場所は…
見たこともない絶景だった。朝日に照らされる神々しい湖畔。辺りは森に囲まれ、桜やたくさんの木々が水面に映る姿は異世界を思わせる、幻想的な空間。
マイナスイオンを肌に受けながら私たちはその空間に魅入る。
私と聖は言葉を失った。
「また、いつでもここ、おいでよ。俺はこの先もずっとここにいるから」と彰は別れの挨拶をしてくれた。
そして私たちは改めて旅館に戻り、荷物を取り、家路へとアレクを走らせた。
ほんとに幸せな時間だった。
あまりにも嬉しすぎたらしく、家についたら即行、お母さんとお父さんに土産話をしていた。
もちろん、健斗くんにも。
羨ましがられたらしい。
「今度行くときは俺も連れてってください!」とお願いされた。
もちろんそのつもりでいる。
せっかく恋人になれたんだもの。
「もちろんよ。楽しみね」と笑っといた。
「開けていい?」と目を輝かせながら言う聖に笑ながらどーぞと言う彰。
中には、シンプルなデザインながらもオシャレで少しクラシカルな財布が入っていた。
聖はスゴく喜んでいる。私も嬉しかった。
「ありがとう!気遣わせてごめんね!」と私が言うと、
「俺が勝手にしたくてしただけだから気にしないで」と言ってくれた。
稼ぎのいい人気作家はやることが違うわ~なんて思わず感心してしまった。
しばらくして、部屋に戻った私たち。
聖はほんとに嬉しそうに大事に財布を抱き締めていた。
そろそろお風呂行かない?と私が声をかけると大賛成。
私たちは準備して、お風呂に向かった。
どうやら、彰も一緒に向かうらしい。
お風呂の前でそれぞれに分かれた私たちはそのままお風呂ののれんをくぐった。
春の心地よい風と桜の淡いピンク。澄んだ空気に癒されながら入る露天はやっぱり最高だった。
二人とも仲良く入ってるかしら?
私たちは心も体も温めて、お風呂を出た。
風呂の前で合流した私たち。
夕飯迄は時間があるので近所を散策することにした。
楽しい時間を過ごし、写真もたくさん撮った。お腹が空いて部屋に戻った頃、夕飯の支度が出来ていた。
彰も私たちと一緒に食べることになった。
3人で食事を始めてしばらくして、仲居さんが、ケーキもを持って入ってきた。
「聖さん、大学入学おめでとうございます。こちらのケーキはうちの自慢のシェフが記念にとご用意してくださいました。素敵な日を。これからの人生に幸多きこと、お祈りいたします」と仲居さんは言って、テーブルにケーキを置いた。
泣きながらありがとうと言う聖。
「喜んでくれて良かった」と私が言うと、
「姉ちゃんありがとう!俺世界一の幸せ者だー」と聖は言って私に抱きついてきた。
「良かったね~。こんな幸せそうな現場に立ち会えて俺も嬉しいよ。あっ、けど、これで満足しちゃダメよ?」と彰は言う。
彰、さては何か企んでるわね?!
それからも楽しく過ごした私たちは寝ることにした。
翌朝ー
チェックアウトをしていると、彰が来た。
「連れて行きたい場所がある。付き合ってくれるか?」と彰は言う。
そして、連れてこられた場所は…
見たこともない絶景だった。朝日に照らされる神々しい湖畔。辺りは森に囲まれ、桜やたくさんの木々が水面に映る姿は異世界を思わせる、幻想的な空間。
マイナスイオンを肌に受けながら私たちはその空間に魅入る。
私と聖は言葉を失った。
「また、いつでもここ、おいでよ。俺はこの先もずっとここにいるから」と彰は別れの挨拶をしてくれた。
そして私たちは改めて旅館に戻り、荷物を取り、家路へとアレクを走らせた。
ほんとに幸せな時間だった。
あまりにも嬉しすぎたらしく、家についたら即行、お母さんとお父さんに土産話をしていた。
もちろん、健斗くんにも。
羨ましがられたらしい。
「今度行くときは俺も連れてってください!」とお願いされた。
もちろんそのつもりでいる。
せっかく恋人になれたんだもの。
「もちろんよ。楽しみね」と笑っといた。