だからね、今年のクリスマスはあたしが柊を楽しませたいなって。 知ってるんだ、柊がいつもあたしのために計画を建てていること。 毎年柊がお店予約とったりして、いろいろあたしを楽しませようとしてくれてたから。 だから、今度はあたしが柊を喜ばせるんだ! 着る服がやっと決まったあたしはそれをハンガーにかけて、満足気に笑った。