美織は呼び止める暇もなく、走って校舎の中に入っていく。
一人取り残された私は、植木鉢が落ちてきた校舎の3階を見上げる。
植木鉢なんて、そうそう落ちてくるものじゃない。
風に煽られてバランスを崩して落ちるほど柔なものでもない。
ということは、誰かが故意に落としたと考えるしかない。
一体誰が…
私の脳裏に”彼女”の顔がよぎる。
まさか、本当に弥生が…?
そして次のターゲットは…
「3階に行って見てきたけど、もう誰も居なかったよ」
校舎から出てきた美織は乱れた息をととのえながら、私のもとへ歩いてきてそう言った。
「わざわざありがとう。怪我もしてないし、私は大丈夫だから」
「それなら良いんだけど…ったく、どこの女よ植木鉢なんて落としたの。許せないけど香苗の体調の方が優先ね。遅くなったけど保健室に行こう」
「うん…」
私は復讐の4人目のターゲットとして狙われている。
そう自覚した出来事だった。
あと少し歩くのが遅ければ、当たって大怪我をしていたかもしれない。
大学は出入りが自由で、ここの学生でなくても入れる。
だから弥生でも、ここの学生を装い入り込むことなんて容易だ。
弥生は私を殺そうとしている。
死はもう、私の目前に迫っている…。
一人取り残された私は、植木鉢が落ちてきた校舎の3階を見上げる。
植木鉢なんて、そうそう落ちてくるものじゃない。
風に煽られてバランスを崩して落ちるほど柔なものでもない。
ということは、誰かが故意に落としたと考えるしかない。
一体誰が…
私の脳裏に”彼女”の顔がよぎる。
まさか、本当に弥生が…?
そして次のターゲットは…
「3階に行って見てきたけど、もう誰も居なかったよ」
校舎から出てきた美織は乱れた息をととのえながら、私のもとへ歩いてきてそう言った。
「わざわざありがとう。怪我もしてないし、私は大丈夫だから」
「それなら良いんだけど…ったく、どこの女よ植木鉢なんて落としたの。許せないけど香苗の体調の方が優先ね。遅くなったけど保健室に行こう」
「うん…」
私は復讐の4人目のターゲットとして狙われている。
そう自覚した出来事だった。
あと少し歩くのが遅ければ、当たって大怪我をしていたかもしれない。
大学は出入りが自由で、ここの学生でなくても入れる。
だから弥生でも、ここの学生を装い入り込むことなんて容易だ。
弥生は私を殺そうとしている。
死はもう、私の目前に迫っている…。



