ピンポーン。 目覚めたのは玄関のチャイムの音で。 誰だろうとインターフォンを確認した私は驚いた。 「伶斗...?」 なんで伶斗が? ドアを開けると、 「大丈夫か...?」 なんだか久しぶりに顔を合わせた気分になった。 「ううん」 熱はかろうかな。 「学校休みだったから」