それからと言うもの時折、私は海に来る度またあの音色が聞けると言うので楽しみであった
張り詰めていた糸がみるみるなくなっていく
とても私にはかけがえのないものになっていた
何処からか誰かの視線を感じるようにもなった
いつも見守られているようだけど嫌な気持ちでは無かった、寧ろ安心していた。何故だか会話もした事ないしどんな人なのかも知らないけれど私は既に受け入れていた。
見られていたとしても何か危害を加える人では無いって事。
ただお互いに思っている事は一緒なんだろうと勝手にそう思っていた。
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