家に帰って僕はすぐ君に手紙を書き始めた。
手紙と写真館で撮った額の写真を一緒にして
引き出しにしまった。
まだ僕は君に病の事を告げていない、また再会した時には必ず話そうと決めている。
ずっと隠してるわけにはいかない
ただあの時はまだ心の準備ができていなかった
君の笑顔が見れなくなるのが嫌だったからだ
でも今はそうじゃない
離れてみて僕は気付いた時には遅くて君は去っていた
次こそ再会した時は二度と離さないと決めた
何があっても誰にも邪魔されたくない
何があっても僕が君を守ってあげたい
どんな柵があっても近くで包んであげるからね

