僕ら三人は一緒に暮らして一ヶ月になった。
何一つ変わらない、ただ安定した日々を暮らしながら子供と君と僕の絆はより一層強くなった
何も無かった僕の生活に君と過ごすようになってこんな生活がとても心地よく夢のようで幸せだった






でもこの幸せが怖かった
僕の身体は許す事なく蝕み続けている
痛みがきたりする度に君には隠れて薬を飲んでは抑え込む。その度に怖さが増して心が痛み僕は隠れて声を殺し泣き崩れる
ただただ拳で心を叩き「大丈夫…!大丈夫だよ」とドアから聞こえる君の声に必死に答えた






僕の身体は許してはくれないのだ
自業自得なのも言われなくてもわかってる
そんな事誰よりもわかっているんだ
幸せになる事は許されない、でも僕は君と子供と幸せになりたいと気持ちは増すばかり。
どうか…許されるのなら僕はどんな罰も受けると誓えるぐらいの覚悟をもっているから





僕は君と子供をどんなことがあっても
救い上げ守り沢山の愛に包まれながら過ごし生きていきたい、寿命がいつか来るその時まで
それが僕の夢だから…