私の愛した人

「っん…あっ」

「愛してる…なみ…っっ…」

「私もっ…貴斗っっ…」



貴方に出会って愛する気持ちを知った…
私の最愛の人離したくない…
でも、貴方には奥さんも子どももいる…今だけ私の貴方でいてくれる…辛いよ…
でも、すべてを受け入れてくれるのは、貴方しかいない…

「なみ…またな」

「杉浦先生…」


ガラガラ バタンッ

この扉が閉まるのが悲しい…
私はこの部屋で毎日ひとり泣いている、この教室は他の教室と違う建物の中にあるから、他の子達と会うことはあまり無い…



何故こうなったのか…思い出したくないけど、時々思い出す