『琉偉?そんなに瑠璃を苛めないでやってくれるかな?瑠璃は瑠璃で色んな事を考えてたから忘れる事だってあるさ!それに俺だって今日会議があるって忘れてたんだしな!』


晧覬が下を向いてる私の頭をポンポン叩いて琉偉に言った。



〔瑠璃ちゃんも晧覬さんも社長と顧問弁護士筆頭だと言う事をちゃんと認識して下さいよ…〕


琉偉は泣きそうな顔で私達二人に言って来た。




『済まん…。』


【ごめんなさい…】


私達が琉偉に謝ると琉偉が…



〔実は…。僕も今さっき晧覬さんのボードを観て会議だって事に気が付いたんですよ!〕


舌をだし私達二人を引っ掛けた琉偉…



『琉偉!てめぇ~俺の第一補佐失格!今日から顧問弁護士を解雇だ!!』


晧覬は大きな声で琉偉に言った。



琉偉は一生懸命、晧覬に謝り私にも何とかして!と言って来たけど私は琉偉を無視した。

琉偉はシュン…

としてしまった琉偉が可哀相に成り晧覬に許してあげたら?と話すと晧覬が冗談だよ!いい薬だっただろ?と琉偉の頭を撫でた。


〔晧覬さんはマジなのか?冗談なのか?解らない時があるから怖い!〕


琉偉は半泣き状態で晧覬に叫んでた。