応接間に通されると思ってたのに副社長室に直接、案内され部屋の中にみんなゾロゾロと入った。
中はとても広く落ち着きのある空間だった。
壁つたいにショーウィンドーケースが置いてありその中に歴代の玩具がズラッと並んでた。
気持ちのよさそうなフカフカのソファ~に座る様に言われみんなで座った。
[少し待ってね。親父も直ぐにここへ来ると思うから…。親父ね瑠璃ちゃん達やお子ちゃん達に逢うのを楽しみにしてたんだよ。昨日も逢ったのにね。]
凌は笑いながら言った。
ドアを叩く音と共に女の人が入って来て人数分のコーヒーと子供達様にジュースをキャラ入りコップに入れて持って来てテーブルに置き部屋から出て行った。
子供達はアニメのキャラクターの入ったコップが気に入ったらしい…
キャーキャー言いながらジュースを飲んでた。
そして…
凌のお父さんが部屋に入って来た。
【瑠璃ちゃん!晧覬君達も良く来てくれましたね。恵?優?紫?達も元気でちたか?】
凌のお父さんも何故か?子供達には赤ちゃん言葉なのか?
はぁ~
両親や仲間の両親達は子供達にいつも赤ちゃん言葉…


