晧覬は私の話を聞くと自分の携帯を取り出し電話をかけだした。



『俺だ。おはよう!今日11時から凌の会社へ行くからその段取りを隼人と剛志にも連絡しといてくれそれから出勤時間を10時にするから電話を切ったら直ぐに連絡しといてくれ。』


晧覬は琉偉の携帯へ電話を入れてたみたいだった。


『じゃ俺もそろそろ行く準備をするよ。10時までに事務所へ行かないとね。』


晧覬はそういい二階へ上がって行った。



私は子供達の所へ行き11時に凌の会社に行くんなら準備をしないといけないので子供を和室の部屋に連れて行き子供達の服を着替えさせた。


鞄の中に服とパンツなどをいれいる物を鞄に詰め込んだ。



『瑠璃?』


晧覬の呼ぶ声で私が振り向くと晧覬は服を着替えスーツ姿だった。

やっぱり眼鏡をかけておらず…

私が目を逸らすと…



『眼鏡…。かけないとダメ?』


晧覬が言って来た。



直視できない私を晧覬が気付いた。

だって…

格好いいんだもん…

眼鏡を外したら余計に直視できない…


今まで眼鏡をしててそれに慣れてたからなんだけど…




『瑠璃?お弁当どの袋に入れて持って行くの?』


晧覬がお弁当の方を指さし言った。