〔本当に久し振りだよね。元気そうでなによりだよ!〕


諒汰が言う。



『あぁ。諒汰も忙しいって言ってた割に元気じゃ無いか?学会や集まりがあって歯科医も大変なんだな。誰か?さんと大違いだよな!』


晧覬が言うと…


「うっせぇ~ゾ!晧覬!俺だって学会や集まりはあるんけど時間的にいつも早く終わるんだよ!」


昴が反撃を始める…



あぁ~

またこの二人の漫才が始まってしまった



私はヤレヤレ…
と両手を肩の位置まであげ溜め息を大きく吐くと凌がその姿を観て笑った。


「瑠璃ちゃん!その姿はなに!?」


昴が私に言うと


『昴!俺の奥さんになんか喧嘩売ってんの?』


晧覬が私を庇い言うと…



〔さぁ~!二人とも止めて蒼空パパが造ってくれた料理を食べよう!〕


琉偉が中に入って来てくれたお陰で続か無くて良かった。



[晧覬に昴は本当に相変わらずだな…。瑠璃ちゃんと琉偉は大変だな。二人の子守役だから…]


凌は本当に笑いながら私達4人に向かって言った。



『凌?五月蠅いよ!俺と昴を一緒にしないで欲しいね!』


晧覬が凌に言うと…


「凌!こんな奴と俺を一緒にするな!」


昴も凌に向かって言った…



《どっちもどっちで二人共、同じ!》


琉偉と私が一緒に晧覬と昴に言った。