2時間30分後…



優里さん達が妻子を連れて家にやって来た。

そしてデリバリーの人達をお供して…


優里さん以外の奥さん達は初めて逢うのでお互いに自己紹介をしそしてデリバリー軍団はテーブルにおかず等を運び入れ並べ始めた。

晧覬や早瀬さん達はリビングで凌が持って来た玩具で子供達を遊ばせながら話に華を咲かせてた。



選り取りみどりのいい男ばっかりの軍団に私は大きな溜め息を吐いた。

あの人達は何もして無くても一目に付く様な人達だから…

でも楽しそうに話をするみんなを観て一緒に住む苦労より楽しい事の方が多く成る事を私も嬉しく思ってた。




〔瑠璃さん!この間桐生さんが言ってたおうちって隣りのあの家ですか?〕


優里さんが聞いて来たのでそうだよ!っと返事を返した。



〔不動産屋さんは同じなんですか?〕


優里さんに聞かれ解らないと答えると…



『不動産会社に同じかどうか?聞いてみてあげるよ!』


晧覬がそう言ってテーブルに並ぶ料理を観て…



『おい!みんな!そろそろ腹が減ったから飯にしょうぜ!』


晧覬がリビングのみんなに声を掛けた。



大人から子供まで走って来るたのが目に入った。

この人達はどんだけ食いしん坊なんだろう?