話題は引っ越しの話で持ち切りに成った
[いいよな!晧覬さんや瑠璃さん達と一緒に住むなんて…]
早瀬さんがポツンと言うと…
[隣りに空の家があったから越して来ればいいじゃんか!塀を壊せば直ぐに行き来できる様に成るんだし…]
蒼空が爆弾発言を言ってしまった!!
私と晧覬は…
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昴と凌も…
・・・・・・・・。
〔そんな急に言っても直ぐに引っ越しが出来る訳じゃ無いんだから!〕
優里さんが言った。
[そうだよな。確かに直ぐにって言う訳には行かないだろうからな!]
早瀬さんが言い私達は胸を撫で下ろした
隣りに住まれるのが嫌とかでは無いんだけど…
まだ知り合って間も無く全てを受け入れるには私達は準備不足、知識不足だったから…
ちゃんとお互いを理解出来てこその同居だと私と晧覬は考えていたから…
それは昴、凌も同じ考えだったから…
『慌てる事は無いと思うよ!早瀬の方も如月達と一緒に住んでるんだから…みんなの意見をちゃんと聞いてから決めたらいいよ!』
晧覬が言うと…
「そうそう…。一人で全部、決めるのは良く無いよ!誰かさんみたいにね!」
昴は晧覬の方を向いて言うと…


