私の向かった先は…
RAINBOW DREAM…
自分が設立した会社
社員専用の駐車場に車を止め一階の玄関から中に入ると…
〔瑠璃ちゃん?一体どうしたの?今日は晧覬達の事務所だったんじゃ無いの?〕
凌に言われ…
やっぱりみんな事情を知ってるし誰かが連絡をちゃんと入れてると言う事が解った。
私はお昼を蒼空に頼みに来た事を凌に言うと凌は奥の仮事務所に蒼空が居ると教えてくれ凌も私と一緒に仮事務所へと向かった。
[瑠璃ちゃん?一体どうしたの?優里さん達は?]
そう言った蒼空に…
はぁ~
誰だ?
スパイみたいな事をしてる奴は!!
私は本心からそう思った。
私は凌と蒼空に一連の事を話した。
二人は私の話を聞き終わると黙ったまま何も言わなかった。
まっ…
無理も無いけど…
気を取り直して貰う為に蒼空にお昼のお弁当を頼みに来たと話すと蒼空は笑顔に成り何人分?の聞いて来たので大人10人分と子供3人分と言った。
蒼空は事務所に持って行きます!と言ったけど仕事の邪魔をしたく無いから私が自分で持って帰ると言うと…
〔俺も一緒に行くから瑠璃ちゃんは先に帰ってて!〕
凌に言われ私は無理矢理、事務所に帰らされた。


