晧覬はとびっきりの笑顔を私にくれ私も晧覬にとびっきりの笑顔で返事を返した
「二人だけで意思疎通するのは止めて貰えます?俺や剛司もここに居るんだけどな…」
昴が言うと…
『これは夫婦関の会話で昴や剛司には関係ない事だから邪魔すんな!』
晧覬が言うと…
「ふぅ~ん!夫婦だけのアイコンタクトね!俺だって晧覬や瑠璃ちゃんの考えてる事なんてお見通しだよ!夫婦じゃ無くても解るんだよ!」
昴が言い返した。
また…
また始まった…
『昴は瑠璃じゃ無くて他の女で意思疎通を計れよ!瑠璃は俺だけのものなの!誰にもやんないの!だから理解しなくていいの!俺だけが瑠璃を理解してればそれでいいの!』
晧覬が昴に言うと…
「ふん!お前だって真の瑠璃ちゃんの気持ちなんて解らないからいつもアタフタしてるくせして良く言うよ!」
昴が晧覬に言うと…
『昴てめぇ~!!』
晧覬がそう言い続きを言い掛けた瞬間。
【はい!ストップ!それまで!】
言葉の中に割って入った私に二人は謝った。
[晧覬さんも昴さんも瑠璃さんには弱いんですね…俺達の弱点が優里の様に瑠璃さんがみんなの弱点なんですね!]
早瀬さんは笑って言った。


