そう…


昴の言う通り…



鶩雨や斗摩を介して今、私達は一つの線に繋がった。
混じりあった。


混じり合った二つの線はもう切れる事も無くそしてこれからお互いがお互いを刺激しながら大きく成って行く…


二度も切れる事の無い信頼と言う心の結び付きで…
そして仲間として…



『優里さん?瑠璃が羨ましい…そう言ったよね?瑠璃には瑠璃成りに色んな葛藤を自分で乗り越えて来たんだよ…そんな瑠璃の考え方に俺達は協力してお互いを助け合ってるだけなんだよ…それはお互い自然に助け合う様に成って行くんだよそれを瑠璃はごく自然体に出来るんだ…それが瑠璃の魅力で人を引き付ける惹かれる大きな要因なんだよ。』


晧覬が優里さんに言うと優里さんは…



〔瑠璃さんも心に傷があるんですか?〕


私に聞いて来た優里さんに…



【一番大切で大事な愛しい人を過去に亡くしてしまったんだよ…】


と優里さんに告げた



優里さんは私の顔を真剣に観て…



〔今、瑠璃さんが笑えるのは?何でなんですか?〕


そう聞かれた。



【今、私が笑って普通に生活が出来るのは晧覬や昴達のお陰で…そして晧覬の大きな愛情に包まれてるから…】


優里さんにそう告げた。