泣きやまない優里さんに困り果てる昴と晧覬…



私は優里さんを抱き締め背中を擦り優里さんに…



【優里さん達は必ず私や晧覬みんなで守るから泣かないで…早瀬さんも優里さんの泣いてる顔なんて絶対に観たくないから私と一緒にずっと笑って過ごそう!】


そう言うと…



〔瑠璃さんはずっと私達と一緒に居てくれますか?〕


優里さんに言われ私は仕事抜きのプライベートでね!と答えると…



〔ほんとに…ほんとにみんなずっと一緒に私達の側に居てくれるんですよね?〕


優里さんは不安なのか?何度も私に聞いて来た。



『俺達は瑠璃が言った事は必ず何があっても守るから優里さんは安心してていいよ…』


晧覬が言うと…



「優里さん達はもう俺達【仲間】なんだから仲間が困ってたら助けるのが当然だろ?だから早瀬達と安心して俺達に任せておけばいいよ!」


昴も優里さんに話してくれた。




思わぬ展開に成ってしまった私はただ晧覬と昴を観て苦笑いするしか無かった。

優里さんの気持ちは同じ女として解る。
どれだけ悩み苦しみ辛い思いをして来たのか?

高一の時から伯父さんに弄ばれ苦痛を感じてたんだと思う…