そうなの?
傾げる私に…
《そうなの!!》
二人同時に言われた
私は薄く卵を焼き冷ました物を晧覬が重ねて包丁で細く切って行く作業を続けた
昴は水で戻した椎茸を切り鍋に入れそこに醤油、砂糖、味醂お酒を入れ味を調え鍋で煮込み始めた。
鍋の中をチェックしながらサヤインゲンを水洗いし下拵えして水に浸した鍋にまたサヤインゲンを入れ次に火にかける準備をしてた。
ご飯が炊き上がり…
釜から移し替え合わせてあった温かい寿司酢をご飯にかけ昴が素早くご飯を切る様にして混ぜて行きいつの間にか?キッチンに来てた斗摩が昴の手伝いに入ってた。
晧覬は釜を洗い研いでたお米を入れ水を張り炊飯のスイッチを押した。
なんとも…
何も言わなくても先々やってしまう晧覬と昴に…
私…
いらないんじゃないのかな?
そんな事を思ってしまった。
「瑠璃ちゃん?こっちの合わせた寿司米だけど斗摩に任せるけどいい?」
昴に聞かれ私は昴の判断に任せる!
と返事を返した。
約20人分…
人手が多い方が助かるに決まってる。
『昴!椎茸もういいんじゃ無いか?次の奴を火にかけたらどうだ?』
晧覬は昴にコンロに戻れと言った。


