弁護士シリーズ作品第2弾! 『最強の弁護士軍団』





両膝におでこをつけてた私の頭を晧覬が撫でる様に触り私が頭を持ち上げ晧覬を観ると…



『瑠璃…。お義父さんの事だけどさ…。俺達も一緒に協力するから…。お義父さんの事を応援してやろう。お義父さんは響の事もちゃんと考えてるんだからさ…響は瑠璃の弟だろ?両親や廻りから愛されてないって思ってた響がようやく瑠璃以外の俺達やお義父さんやお義母さんにも心を開いてくれたんじゃないか…。きっとお義父さんはそれが凄く嬉しいんだよ。そして響の為に少しでも力に成ろうとしてる。響の将来の事もちゃんと考えてくれてる。』


晧覬はわたしの頬を撫でながら言った。



『俺さ…。前に瑠璃に話した事があったかな?響は達哉と同じ本当の弟だと思ってるって…。』


晧覬は優しい目で私を見詰めながら話をした。



『俺さ…。達哉にしてやれなかった事を響にしてやりたいんだよ。だからお義父さんの気持ちが良く解るんだ…。』


晧覬は達哉に出来な事。してあげれなかった事を義弟の響にしてやりたいと言った。



有り難い話だとは思う…

響が聞いたらきっとあの子は喜んで晧覬に抱き付くに違いない…


大切に想ってくれてるのは有り難いんだけど…