【あぁ~!!もう解ったよ!私は沢山の息子と孫に囲まれて幸せだよ!】
父はそう言うと…
ボロボロと涙を流して泣き出した。
私は驚いて…
お父さん?
と声を掛けると…
【瑠璃は大変な旦那を貰ったもんだな!私にもこんなに幸せをくれるなんて…】
そう言い父は人目も気にせずわんわんと泣き崩れた。
私はそんな父を観て涙を流すと…
『瑠璃…。泣かないでって言っただろ?俺は瑠璃やみんなが幸せに成る様にしたかっただけなんだよ瑠璃が泣いたら俺はどうしたらいいんだよ…瑠璃を泣かせる為に俺はこんな事をしたんじゃ無いよ…俺は瑠璃に笑って貰いから決断したんだよ。』
晧覬は私を抱き締めそういいながら私の髪を撫でた。
父は泣きやみ…
【晧覬君。いつ引っ越しをするんだ?私達はいつ新しい家に行けばいいんだ?】
父は早速、引っ越しの話をしだした。
『もう入居はOKに成ってますよ。お義父さんとお義母さんの部屋は一階に成ります。親父やお袋の部屋も一階に成る。俺達や昴、琉偉達は二階と三階の部屋に各自の部屋に分れてに成るんだ。』
晧覬はそう説明をした。


