【耕助さん。今回は耕助さんの負けですよ!みんな晧覬君や瑠璃ちゃんと一緒に生活がしたいんですよ。許してあげたらどうですか?】
蒼空パパが言った。
【神無月!お前は反対してたんじゃ無いのか?】
父が蒼空パパに言うと…
【こんなに真剣にお願いをする息子を初めて観ましたよ。成瀬さんが言った通り息子達は偶然では無く必然的に出逢う運命だったんだと思いますよ。私達が反対しても無理だと思いましたよ。】
蒼空パパは父に諭す様に言った。
【あなた…一度に大勢の息子が出来た…そう思えばいいじゃないですか…】
母が父に言い…
【そうですよ!麻生さん。一度に沢山の息子が出来たと思えば楽しいじゃありませんか!】
お義母さんも父に言ってくれた。
【耕助!海翔!琉偉を頼んだぞ!】
琉偉パパが言うと…
【耕助さん。海翔さん。蒼空の事、宜しくお願いします。】
蒼空パパも…
次々にお願いされる父とお義父さん。
【………………。】
何も言わない父に不安を感じた私は…
やっぱりダメなのかな…
そう思った時…


