響のお祝いの日が来た。
響と親以外の人間はみんな知ってたけど響とみんなの両親には内緒にしてた。
【瑠璃姉?一体なにがあるの?親父やお袋達も一緒って一体なにがあんのさ!】
響は店に来て私に聞いて来てた。
〔響?行けば解る事だよ!〕
凌が響に言うと響は今度、凌に聞き始めた。
バックヤードで話す響に溜め息を吐く私を観て凌が見兼ねて助け船を出してくれたのに響は不安なのか?
ずっと気にしてる感じだった。
〔響?もう少ししたら晧覬や琉偉、昴達がここへ来るからその時に聞いてみたらどうなんだ?言い出しっぺは晧覬だから晧覬にでも聞いてみらたどうなんだ?〕
凌は響にそう答えた
【解ったよ…凌…晧覬兄が来たら兄貴に聞く様にするよ…】
何となく…
トーンが低く成った響の声を聞きながら私は店長を内線で呼び用事で途中から抜ける事と最後の戸締まり確認を頼んだ。
また内線で蒼空の居るRAINBOWへ電話を入れ晧覬達がもうじき到着するので蒼空に行く準備をして一階の仮事務所に降りて来る様に言った。
蒼空に響がもう来てるよ!と最後に言うと直ぐに降りて来た


