晧覬の部屋へ移動したのはいいけど…
部屋の中の人口密度は半端じゃ無かった
みんなは私に遠慮してるのか?
灰皿を出しても煙草を吸おうとはしない
なんで?
そう聞くと…
〔小さい部屋にこんなに人が居てたら瑠璃ちゃんのお腹の赤ちゃんに影響が出たら困るから…〕
凌は言ったけど…
私はみんなが煙草を吸ってる姿が観たいんだよ!!
そう言うと…
『瑠璃…煙草を吸えって言われて吸えると思う?』
晧覬が言ってきた。
でも私はみんなが煙草を吸ってる姿が好きだから…
そう言うと…
「瑠璃ちゃん変な癖だね?これは一体、何フェチって言うのかな?」
昴が私に言った。
昴の言葉にみんなは考え始めた。
癖かな?
それともフェチ?
どっちなんだろう?
…………………。
私がどっちでもいいじゃない!
そう言うと…
[確かに。どっちでもいい話なんだけどでも瑠璃ちゃんちょっと変わってるかもね?]
隼人が言った。
私はホッペを膨らませながらコーヒーを造りにキッチンへ歩いた。
「ありゃりゃ…晧覬瑠璃ちゃん拗ねちゃった!」
昴の声が聞こえた。


