本当に困った父…
子供達より手が掛かるんだから…
私は父に【本当の理由】を教えてくれない限り社長就任の話をシカトする!断固拒否する!
と父に告げた。
晧覬達は私の言った言葉【本当の理由】と言う言葉を聞いて驚いてた。
18歳の頃から父の側で秘書としてあっちこっち行って連れ回されてたから解るだけの事であって…
父がこう言う事を言い出すとちぁ~んと【本当の理由】が隠れてるんだから…
他の人は騙せても私は騙せないわよ!!
父に言うと…
【………………。】
父はまた黙った。
『お義父さん?瑠璃の言ってる事は本当ですか?ちゃんとした本当の理由って一体なんなんですか?僕達もちゃんと聞かないと顧問弁護士筆頭として瑠璃がBluemoonの社長に就任すると言う話は納得しませんし異議を弁護団として称え却下させて頂きますがお義父さんそれでいいんですか?』
晧覬が父に弁護士筆頭として話した。
【晧覬君…。】
父は晧覬の名前を呼んだ。
そしてしばらく沈黙が続き…
父が重い口を開いた


