『さっ!瑠璃?着いたよ!』
晧覬に言われ…
いつの間にか?眠ってしまった私…
廻りを見渡すと…
あぁ~!!
『ほら。瑠璃?置いて行くよ?早く車から降りておいで。』
晧覬に言われ車から降りた私は晧覬の顔を観ると…
『そう…。この海と夜空に愛を誓った場所だよ。俺達が指輪を交換し永遠の誓いをした場所だよ。』
晧覬はそういい私の指に自分の指を絡め握り締め先を歩き出した。
『瑠璃と二人で来たかった場所なんだよ朝でも昼でも夜でもいいから…』
晧覬はそう言って砂浜を目指して歩いた
『瑠璃?覚えてる?俺と瑠璃が初めて逢った時の事。そして二度目に逢った時の事。そして三度目に逢った時の事…』
晧覬は何故か?
そんな事を私に聞いて来た。
一度目は確か…
会社で私がまだ中学生か?高校生の時だったって晧覬が言ってたよね?
二度目に逢った?
後藤の家での事なのかな?
昴に胸を触られて…
何て失礼で常識のない奴なんだ!
って思った時かな?
三度目は…
三度目は達哉が亡く成って私が父の秘書として白鷺事務所に連れて行かれた時…
私は晧覬に話すと…


