私は完璧にイジケ虫さんに成ってしまった…
はぁ~
この性格…
本当は治したいのに治らない…
ここで家に帰らず何処か?
に行くと言えば必ず晧覬は付いて来る…
仕事してるのにそれはちょっとダメだよね…
私が考え事をしてると…
『瑠璃?ちょっと俺に付き合ってくれるかな?』
晧覬が言うので頷くと晧覬は携帯を出し何処か?
に電話を入れた。
『琉偉か?あぁ俺だよ。瑠璃か?ここに一緒に居る。昴んとこの病院だ!琉偉?ちょっと3時間ほど俺抜けるから後の事任せていいか?』
晧覬は事務所に電話を入れてた。
電話を切ると…
『瑠璃行くよ!』
晧覬はそう言って私の手を引っ張り歩き出した。
何処に行くの?
聞いても答えてくれない晧覬…
晧覬の車に乗せられ走り出した車内は…
沈黙だった…
嫌な沈黙が続いた。私は耐えられ無く成って窓の外をずっと眺め流れる景色をただ観てた。
何処に行くのか?
行き場所を話してくれない晧覬に少し怖さを感じながらも晧覬が行きたい場所へ一緒に行ける嬉しさと複雑な気持ちが交差した。
晧覬は相変わらず何も言葉を発しない…


