最上階に着き秘書の子が私達に頭を下げ父がお待ちかねですよ!と笑顔で言う。
でもこの秘書の子も私の顔を見ずに言うんだから…
本当に呆れた…
どいつもこいつも!
心の中で思ってた。
ドアを開けると…
【おぉ~!!瑠璃よく来たな!恵も優も紫も元気か?晧覬君達も忙しい中を済まないね。今日は昴君も一緒に来てくれたんだな!】
大きな声で言う父にウンザリ顔の私にジジ!ジジ!と子供達が大きな声で父を呼ぶ。
晧覬や他の人達は父に頭を下げ挨拶をしてた。
別に挨拶なんかする事ないのに!
私が嫌な顔をすると父が…
【瑠璃?お前はそんなにここへ来るのが嫌か?いつに成ったら慣れるんだ?】
父に言われたけど返事を返さず鞄から種類を出し父の前に差し出した。
父は書類より恵輝達の方がいいみたいで下に降ろされた子供達を一人一人抱き上げ高い高いをして頭を撫でてた。
子供達も喜び父のにベッタリくっつき離れ様としなかった。
父に書類の提出と晧覬から観せられた社長就任の話をする為にここへ来たと告げた。
【書類を送った通りだが…。】
父は言った。


