父や母にはまだ話して無かった。
晧覬の両親と父と母みんなで一緒に住むと言う事を…
晧覬が会社が落ち着いて家を購入するまではお互いの両親には内緒と言う事に成ってたから。
私はお義母さんに少し話はしたけど具体的な話はまだして無かった。
私達の計画は…
お互いの両親と響そして子供達が住める大きな家または土地を探し家があったらその家を買い取り住むと言う事。
家が無くても土地を買い家を建てればいいだけの事。
簡単には見付かりそうも無いけど不動産屋さんには実はもう話をしてありいい物件や土地があれば知らせて貰う様に成ってた。
今、住んでるこの家を売りに出すか?はまだ決めて無いんだけどね。
誰かが使いたいと言うのであれば使って貰った方が家は傷まないで済むし…
私達の計画は着々と進みつつあった。
【瑠璃?貴女、本当に大丈夫なのね?】
母の疑問符に私は大丈夫。
と力強く答えた。
【耕助…。済まないな…晧覬が瑠璃ちゃんを引き止めてしまってるみたいで…】
お義父さんが父に言うと…
【海翔。いいよ!謝らなくても。私だって晧覬君達には負けないから…】
お父さん?
なんか?
張り合う場所を間違ってませんか?
私は心の中で父に言った。


