【どう言う事なんですか?】
父が聞き返すとお義母さんは…
【晧覬が瑠璃ちゃんとずっと一緒に居たいからたとえ仕事が忙しくても疲れてても瑠璃ちゃんや子供達の笑顔を観ると癒されるんだと思います。だから瑠璃ちゃんを実家に返したく無いから晧覬が引き止めてるんだと思いますよ…瑠璃ちゃんだって晧覬と離れるのはきっと嫌だと思いますしね。だから恵や優、紫が産まれた時も病院に一緒に泊まってたんだと思いますよ。】
お義母さんが父に話をしてくれた。
確かに…
出産後、晧覬は家に帰らず病院から事務所に通ってた。
私も晧覬がずっと側に居てくれたからこそ安心したし…
我が家に帰って来てからも昴達が代わり番こで家に泊まりに来てサポートしてくれたから助かってたし…
【あなた?晧覬君や昴君達に任せましょう?私達に迷惑を掛けちゃいけないって思ってる晧覬君の私達への心遣いなんですから…】
母が父に言った。
父はブチブチと文句を言ったけど…
【何か?あったら必ず連絡するんだゾ!解ったか?瑠璃?】
父は渋々、納得してくれたみたいだった
これで後は…
そう…
家の事だけに成った


