私がコーヒーをみんなに渡すと…
《やっぱり瑠璃ちゃんの煎れたコーヒーを飲まないと一日が始まらないよ!》
と声を揃えていった
【瑠璃ちゃん?】
琉偉パパに名前を呼ばれ返事をすると。
【耕助に逢い行ってその後の予定はどう成ってるの?】
琉偉パパに聞かれて私は子供達と家に帰るだけどすけど?と答えたら琉偉パパがみんなで晩ご飯を蒼空の所で食べ様と言う話に成り琉偉パパが父や他の親にも連絡しとくから本社に行ったら家に帰らず事務所に帰って来る様にといいコーヒーを飲んで琉偉パパは部屋を出て行った。
『親父やお袋達もみんな間違いなく来るんだろうな…』
晧覬が笑いながら言うとみんなもそうだろうなぁ~って言って笑い出した。
いつの間にか?
藤堂家は大家族に成ってしまってた。
親同士も知り合いだと言う事が発覚してからの藤堂家は本当に賑やかに五月蠅いくらいに成った。
仲がいいと言うのは本当にいい事だと思うんだけどね…
私は本社へ行く準備を始めた。
行くの嫌なんだけどな…
いくら娘だ!孫だ!って言っても会社に子供を連れて行くのもな…
気が引ける…


