「いや。朝から家に押し掛けた。それで朝ご飯とお昼ご飯をご馳走に成ったんだよ!」
昴は琉偉に説明をしてた。
しかし…
この三人は…
子供を抱っこしてても格好いいよな…
そう思いながら晧覬の部屋へ移動する途中で私は受付の子達からなんだか睨まれてた。
嫌だな…
『どうした?』
晧覬が聞いて来たのでなにも無い。と私は答えたけど昴と琉偉は解ってたみたいだった。
部屋に入ると隼人と剛志が居てた。
[瑠璃ちゃん!久し振り!恵輝も優輝も紫もみんな元気にしてた?]
隼人が笑顔で言うと
〈久し振り?隼人お前さ先週、家で逢ったじゃ無いか…〉
剛志はすかさず隼人に言ってた。
おかしくて笑うと。
隼人と剛志は子供達の所へ行き隼人が晧覬から紫を抱き上げ抱っこした。
本当にうちの子供達は何処に行っても人気者だ…
私はそんな光景を観ながらみんなにコーヒーを煎れる為にお湯を沸かし始めた。
ガヤガヤ賑やかに成った晧覬の部屋に琉偉のパパがやって来て子供達は琉偉パパにジジ!ジジ!と言いながら一人ずつ抱っこされてた。


