子供達の玩具を凌に選んで貰い子供達にその中から玩具やお人形さんを選んで貰う事にした。
みんな直ぐに玩具が決まりレジで晧覬が代金を払い子供達は大喜びで父と母達の元へ行きパパから買って貰った!と両親に嬉しそうに言いそして観せてた。
『なぁ~瑠璃?子供って本当に無邪気だよな。俺達もあんな時期があったんだよな。』
晧覬が子供達を観ながら私に言うと…
「晧覬?一体どうしちゃったんだ?お前らしく無い台詞を今言ったぞ?」
昴が言うと…
『昴も父親に成ったらきっと色んな事が解って来る様に成るんだよ!今はまだ独身貴族で遊んでるだろうけど結婚して家庭を持ったらお前にも俺と同じ様に成って俺の言う言葉が解る様に成るよ。』
晧覬は昴にしみじみ言った。
「俺はまだ当分、独身貴族だろうな…。もしかしたら一生、独身で居るかも知れないよ?」
昴はまた…
また…
遠い目をして…
そして哀しい…
辛い目をして晧覬に話した。
昴?
貴方の過去に一体なにが?
何が?あったと言うの?
『昴…。まだ…。まだあの事が…』
晧覬はそれ以上、何も言わなかった。
二人だけ理解してる話…
私は立ち入れ無い…
そう感じた。


