連休と言う事もあり続々と子供連れの家族が店内に入って来てた。
途中から入場制限をしないといけない事に成り2時間待ち3時間待ちと言う風に成ってしまった。
順調に回る店内を観て晧覬が父達を見付けた。
父達は凌達のいる玩具売り場にいて子供達に玩具を買う為に凌から色々と話を聞いていた。
子供達は今まで観た事も無い玩具の山を観て大はしゃぎしていた。
母達の姿も見付け母達に奥の部屋へ行く様に言い子供達は私と晧覬の姿を見付けると走って来た。
3歳に成った我が子はしっかりと走りしっかりと物を言う様に成ってた。
《パパァ~!!ママァ~!玩具買って!玩具!!》
大きな声を出し走って来る我が子を晧覬が片膝をつき両手を広げ優しい笑顔を子供達3人に向け受け入れる様にした。
子供達は迷う事なく晧覬にダイブして首に抱き付き耳元で玩具買って!と3人で連呼してた。
晧覬はこの3人にタジタジだった。
困った顔をする晧覬を観て私が笑ってると…
『瑠璃?笑って無いで何とかしてよ?俺一人でこの3人は無理なんだから!』
晧覬は私にそういい助けを求めて来た。
私は晧覬に抱き付く3人の我が子に言う事を聞かないと玩具を買わない!と言うと…


