なんて?!
今、何て言った?!
私は驚きの余り…
声を発する事が出来なかった…
私は斗摩をずっと観てると…
『斗摩?瑠璃に求愛するのは止めて貰えるかな?瑠璃は俺の奥さんで俺の可愛い女なんだけどな?』
晧覬が急に中に入って来たので私はまた驚いた。
『瑠璃?俺はお前の事だけを観てるって言ったよな?お前が何処で何をしてるのか?俺には解るって言ったよな?』
晧覬に言われ…
そうでした…
この人は私の行動などを逐一、把握して動く人でした…
私が離れ様としても必ず側に居る…
私の仕草や行動を抜け目なく観察してる人でした…
忘れてた…
私は晧覬の顔を観ると隣りで昴が笑いを我慢してる様な顔をして…
「斗摩?瑠璃ちゃんに愛の告白をしても無駄だよ!瑠璃ちゃんには晧覬しか見えてないんだからね!それに瑠璃ちゃんに手を出したらこの狼ヤローが速攻で潰しに入るから…」
昴はもう笑いを堪えられない!
そんな感じでお腹に手を当て笑い出した
【昴…。それは違うよ…愛の告白って…俺は真剣に瑠璃ちゃんに話してたのに…笑う事ないだろ?】
斗摩が昴に向かって言うと…


