弁護士シリーズ作品第2弾! 『最強の弁護士軍団』




なんて?!

今、何て言った?!



私は驚きの余り…


声を発する事が出来なかった…




私は斗摩をずっと観てると…




『斗摩?瑠璃に求愛するのは止めて貰えるかな?瑠璃は俺の奥さんで俺の可愛い女なんだけどな?』


晧覬が急に中に入って来たので私はまた驚いた。



『瑠璃?俺はお前の事だけを観てるって言ったよな?お前が何処で何をしてるのか?俺には解るって言ったよな?』


晧覬に言われ…



そうでした…

この人は私の行動などを逐一、把握して動く人でした…

私が離れ様としても必ず側に居る…

私の仕草や行動を抜け目なく観察してる人でした…



忘れてた…



私は晧覬の顔を観ると隣りで昴が笑いを我慢してる様な顔をして…


「斗摩?瑠璃ちゃんに愛の告白をしても無駄だよ!瑠璃ちゃんには晧覬しか見えてないんだからね!それに瑠璃ちゃんに手を出したらこの狼ヤローが速攻で潰しに入るから…」


昴はもう笑いを堪えられない!
そんな感じでお腹に手を当て笑い出した



【昴…。それは違うよ…愛の告白って…俺は真剣に瑠璃ちゃんに話してたのに…笑う事ないだろ?】


斗摩が昴に向かって言うと…