正直、楽しいか?
と聞かれて…
楽しくない!
なんて答えられる訳がなく…
みんな上機嫌なのにそんな和やかな雰囲気をブチ壊したく無い…
だからみんなより少し離れた場所からみんなを観てた。
決してこのワイワイが嫌いとか言う訳では無かった。
斗摩は私にお茶を入れて持って来てくれ私の横に座りみんなを眺めながら…
【俺さ…。晧覬や昴それに瑠璃ちゃんにも酷い事をずっとして来た。愛里が…妹が死んでから俺は人が代わった様な感じで晧覬と当たる裁判でも晧覬の邪魔したり昴の病院はやぶ医者だと言ったり瑠璃ちゃんの事を偽善者だと罵ってた…。でも真実が解った時、俺はなんて…なんて酷い事をしてたんだと思ったんだよ…。それに気が付いてた鶩雨が琉偉の親父にコンタクトを取ってくれてみんなに逢わせてくれた。罪滅ぼしじゃ無いけどさ…何か?何かの役に立ちたい!って思ったんだ。みんなにちゃんと真実を話しそして謝罪して…】
斗摩は手に持ってたお茶の入ったグラスを眺めながら私に話をした。
そして…
【俺さ…。晧覬から瑠璃ちゃんを奪うつもりだった…。晧覬が瑠璃ちゃんの事を凄く大切にしてたのは知ってた。だから達哉の婚約者だった君を…晧覬の愛してる君を奪おうとしてたんだよ…】
斗摩が顔を上げ私に言った…


