でも最後は…



『来てくれて助かるよ。有り難うな!』



晧覬は昴に対してこう言うの…



前は30分くらい言い合いをしてたんだけどね。


今は少しして晧覬が昴に頼むな!って言う様に成ったの。




昴の事をちゃんと仲間だと認めてる証拠なんだ…



前の晧覬からは考えられない進歩だと私は思うんだけどね。


本人に言うと嫌な顔をするから私は何も言わない様にしてるんだよね。


昴にコーヒーを出し朝ご飯を食べて来たのか?聞くと食べてないと返事が返って来たので昴の分を出そうとキッチンに向おうとしたら晧覬に『昴に食べさせ無くていいよ!』って言われた。


すかさず昴が「飯くらい食わせろよ!」って言うと『昴?冗談だよ!』と晧覬は笑いながら言った。


このやり取りも毎度の事。


私は昴にトーストを焼きスクランブルエッグとウィンナーそしてサラダをテーブルの上に置いた。



「瑠璃ちゃんの朝ご飯はいつもメニューが毎日変わるから俺毎日、食べに来たいよ…」


と言う昴。



『来なくていいよ』


と言う晧覬。



この二人はボケと突っ込みをしたり本当に仲がいいのか?悪いのか?


よく解らない…