弁護士シリーズ作品第2弾! 『最強の弁護士軍団』




試合が始まった…


サーブ権は斗摩。


晧覬がリターンエースを取った。

晧覬…

格好よすぎる…



ギャラリーが五月蠅かった。


二人の力は互角…

後はテクニックと体力勝負…

体力には自信がある晧覬…



でも斗摩も…



食い入る様に打つボールを追い掛けまだまだ続いてる二人とも一歩も譲らないラリー…


二人とも凄い…


本当に目が離せ無かった…



意地と意地の張り合い…


私は思わず鳥肌がたった…



点を取られれば取り返し得点を増やしていく…


フルマッチだから…


本当に大変…



昴と琉偉も私の両サイドに座り無言で晧覬と斗摩の試合を観てた。


〔どっちも互角ってとこかな昴?〕


琉偉が昴に声を掛けると…



「あぁ。テクニックも互角後は体力勝負だな…」


昴は二人から目を離す事なく話した。



「どっちが勝つのか予想なんて出来ないゼ!斗摩の実力は本物だし晧覬も全国優勝者だからな…」


昴が言うと…



【斗摩はその全国で2位だったんで因縁対決ですね。】


鶩雨が私の後ろから声を掛けた。



なっ!

なっ!

なんと!!



チョー上手い筈だよ二人とも…