受話器を取りカメラを観ると…



昴???


私は玄関に行き鍵を開けた。



「おはよう!瑠璃ちゃん!」


昴は朝の挨拶をしながら玄関の中に走り靴を脱ぎだした。



私がびっくりした顔をしてると…



「晧覬もう少ししたら出勤の時間だろ?いつも後追いして泣くから今日は助っ人に来たよ。」


昴は笑いながらいいリビングの方へ歩いて行った。



「晧覬?おはよう。恵輝、優輝、紫、三人ともおはよう。」


昴は晧覬と子供達に挨拶をした。



『昴?!なんでお前がこんな早くに家に来る訳?』


晧覬が昴に向かって驚いた顔で言った。



「お前が出掛ける時に後追いして泣くから助っ人に来たんだよ!それに2時に事務所着だから早目に来た。」


昴は晧覬に言った。



私は二人の会話を聞きながら昴のコーヒーを入れにキッチンに向かった。



子供達が昴の方へ走り飛び込んで行った



「おぉ~!!朝っぱら元気だな!」


昴は子供達の頭を撫でながら笑顔で言った。


『お前さ…ウチに来るの早過ぎ!!』



ほぉ~ら…

始まった。



晧覬は昴が来るといつもこれ…


前に比べるとましに成ったけど…