子供達は晧覬も私も両方を応援して他のみんなはラリーに釘つけに成りギャラリーが増えて来てた。
昴とハイタッチする時に昴がギャラリーの事は気にしないでラリーだけに集中する様に言われその通りにする事にした。
まだ…
まだ続くラリー
両者ともに勝ちを譲る気なんて全く無かった。
晧覬と鶩雨は手加減なし!!
なら…
こっちも手加減なし
結局、集中を切らした方が負け…
絶対に負けない!!
晧覬に…
結局、勝負がつかず琉偉が休憩を入れてくれた。
〔このラリー決着がつかないから引き分けと言う事にしていいかな?〕
琉偉がみんなに意見を求めた。
みんなも…
そうだよな!
午後からシングルス戦だしな…
決着はまた今度と言う事に成り…
そのままお昼を迎える事と成った。
晧覬は相変わらず不機嫌…
はぁ~
私は大きな溜め息を吐き晧覬の手を引っ張り自販機まで歩いた。
もう!
世話の焼ける旦那だよな…
そう思いながら…
晧覬に話し掛けた。
機嫌が悪過ぎると…
せっかくみんなで楽しくテニスしに来てるのに晧覬がそんな感じじゃ私は楽しくない!
そう言うと…


