あの6人がお風呂場に入ったのを見計らって私は脱衣所中に入り着替えを置いて外に出ようとした時に晧覬に捕まり晧覬の【宣言通り】服を脱がされお風呂場に押し込められた…
一瞬にして空気が変わり…
私の姿を観た5人はこちらを観たまま無言を貫いた…
やっぱり…
やっぱりいやぁ~!
私が外に出ようとしたら…
『瑠璃?逃げたら身体に巻いてるタオルここで取るよ?』
晧覬に手を引っ張られ私はみんなが入ってる湯船にほうり投げられた…
最悪だ…
私はこの一言しか頭の中に浮かばなかった…
晧覬はなに食わぬ顔をして湯船に浸かり私は目のやり場に困り下を向いた。
「晧覬!!マジだったんか!?」
と驚く昴に…
『あぁマジだよ!みんなと親睦を計る為にはまず裸の付き合いからって言うだろう?』
晧覬はなに食わぬ顔をして昴に言った。
〔晧覬お前、本当にマジで言ってたんだな…〕
と言う凌…
『あぁ!大マジ!』
また返事をする…
私の頭の中は真っ白に成って来た…
6人は湯船から出て髪や身体を洗い始めた。
私は観ない様に観えない様に6人に背中を向けてた。


