『昴!!教えてやろうか?』


振り向くと寝てる筈の晧覬が立ってたのでビックリした。



『俺さ!今日の朝』



【ストーップ!!】


晧覬が言い掛けたのを止める私…


今朝の事なんて…

言わなくていい!!

そんな恥ずかしい事を言わなくていい!

今朝の私と晧覬…


あぁ~!!

もうっ!

受け入れるんじゃ無かった!!



私は顔を真っ赤にして晧覬の手を引っ張り和室の部屋へまた連れて行った。



晧覬に今朝の事は誰にも言わないの!!

そう念押しすると…



『じゃ言わないから今ここで瑠璃を抱きたい!』


晧覬が駄々をこねだした。



観た事もない晧覬を私は観てうろたえた



晧覬が酔うとこう成るとは知らず…

本当にビックリしたけどなんだか晧覬の違う一面を観た気がした。


朝の約束の話をすると晧覬は大人しく成りそして私の話を聞き入れた。


さすがに弁護士…


話をすれば理解してくれると言うのは明らかだった。


私は晧覬にお風呂はどうするの?

と聞くと…



『みんなで入るから後でいいよ。』


そう言って和室の部屋から出て行った。