昴の鼻まで一緒に塞いでしまった私に昴がジタバタしだした



『瑠璃?昴?二人は一体、何をやってるのかな?』


昴の背後から聞こえる晧覬の低い鋭い声に…


私は思わず昴の口と鼻を塞いでた両手を慌てて外し…

晧覬に何もしてないし…

何もやってない!


と答えたら…



『ふぅ~ん!じゃなんで昴は今ゼイゼイ肩で息を整えてるのかな?』


晧覬の容赦ない攻撃に観念した私は正直に答えると…



『へぇ~!昴とそんな事して遊んでたんだ!ふぅ~ん!』


何か?

なんか?

晧覬の様子が…

おかしいんですけど私の気のせい?



私は晧覬に酔いが回ったの?

と聞くと…



『酔って無い!!』


いや…

晧覬さん?

貴方は完全に完璧に酔ってますよ…



私は昴達に晧覬を子供達と一緒に寝かせるからもう今日はお開き!!
と言い響達に食器をキッチンへ運ぶ様にお願いして和室で寝てる子供達の部屋へ晧覬を連れて行き晧覬に…


ここで寝る様にいい部屋を出ようとしたら…


『瑠璃?一体どこいくの?』


晧覬が聞くので私は食器を洗いに行くと言った。