瑠璃さんって呼び方がガラじゃないってどう言う意味!


私はプ~っと頬を膨らませると…



『それが瑠璃さんって言うガラじゃないんだよ!』


晧覬は笑いながらいい斗摩も笑ってた。



私は腹が立って…

あっかんべー!っと舌を出したら…


「瑠璃ちゃんそれダメだ…」


昴が爆笑し晧覬も斗摩も母もお義母さんも爆笑した。



恥ずかしく成った私は子供達と遊んでた琴乃の手を引き響達の居る場所へ移動した。



恥ずかしい…

まるっきり子供な私だった。



だからいつまで経っても瑠璃ちゃんのままなんだ…


自分でも本当は解ってた…

解ってたけど…



直らないんだもん!

仕方ないじゃん!!



私は開き直ってしまった…



直すどころか…



響達の所へ行くと…


[瑠璃姉?今さっきからみんなに弄られキャラに成ってたじゃん?]


響が言った。



〔瑠璃ちゃんが晧桔や昴に弄られるって滅多に無い事だよ?一体なにが向こうであったの?〕


琉偉が聞いて来たけど…


答えられません…

余りにも恥ずかしいので…



私が言わない!

と言うと…



「瑠璃ちゃんね…」


昴が言い掛けたので私は昴の口を両手で塞いだ。