私、響、蒼空は同時に爆笑した。
『ようやく笑った…良かったよ…』
晧覬はホッとした顔を観せ私の顔を覗きみんなの居てる前でキスをした。
《おい!おい!おいおい!見せびらかすな!やるんなら他でやれ!!》
みんなのブーイングを浴びながら…
『うっせぇ~!羨ましかったらお前達もやってみろ!』
晧覬は大きな声でみんなに言った。
恥ずかしくて下を向いてた私に…
[瑠璃さん。有り難う。本当に嬉しい言葉でした…]
蒼空が言って来た。
私は蒼空の顔を観て頷くと…
『瑠璃は俺なもんなの!!』
晧覬は蒼空に向かって言った。
一瞬、静まりかえるキッチン内…
「晧覬?お前ほんっとバカだな…どこまでそのバカっプリを発揮するんだ?」
昴が言うと…
一瞬にして笑いの渦に変わった。
ゲラゲラ大きな声を上げ笑うみんなに…
『お前ら!笑い過ぎだ!晩メシみんな抜くゾ!』
晧覬は大声で言ったけど…
誰も聞いて無いよ?
私は晧覬から離れみんなに晩ご飯の支度を手伝って貰う様に言うとみんなは一斉に動きだした。
全くみんなゲンキンだよね…


