「ありゃりゃ…こりゃ本当に大変だゾ!晧覬…」
昴が晧覬に言うと…
『あぁ~。お前が言われなくても解ってるよ!昴…』
二人だけで会話を完結させてしまった二人に私は涙を流し響と蒼空を抱き締めてた。
ごめんなさい…
と
有り難う…
の気持ちを込めて…
晧覬は響と蒼空を私から剥がし昴に二人を任せた。
私は泣きやむまで晧覬に抱き締められ余りに遅い私達を観に来た琉偉にタオルとティッシュを配られ琉偉も私達が泣きやむまで側に居てくれた…
凌達もキッチンに来て私、響、蒼空の3人が泣いてて晧覬、昴、琉偉が一人づつなだめてるのを観て驚いてた。
みんな泣きやむまでキッチンから出て行かずキッチンの人口密度が増えた。
『瑠璃?もう泣きやんで…。瑠璃が泣いたら俺が困る…』
晧覬が話し掛けて来た。
「瑠璃ちゃん?瑠璃ちゃんの気持ちはちゃんと響と蒼空に届いたから二人は泣いたんだよ…。だから瑠璃ちゃん?泣きやんで…」
昴も響をなだめながら私に言って来た。
〔瑠璃ちゃん?蒼空だって響と同じなんだよ…〕
琉偉も蒼空をなだめながら私にいい…
〔瑠璃ちゃん!お腹すいたぁ~!〕
琉偉の言葉に…


