〔瑠璃ちゃん…突然でごめん…。〕
凌が申し訳なさそうな顔をして言うと…
[ごめんね。瑠璃ちゃん…。大勢で押し掛けてしまって…]
諒汰も申し訳なさそうな顔をして言った
【瑠璃さん…済みません…関係ない僕達までお邪魔してしまって…】
頭を下げて言う芹澤さんに…
《あぁ~!!》
響と蒼空が芹澤さんと成瀬さんに向かって指を差し大きな声で叫んだ。
〔昴!!紹介したい二人って…もしかして…。芹澤と成瀬の二人の事を言ってるのか?〕
響は昴に言い寄った
「あぁ。そうだよ」
昴は顔色一つ変える事なく響に言った。
『響。蒼空。』
晧覬が二人の名前を呼びこちらに来る様に言った。
二人は晧覬の言う通り側に歩いて行き…
『響。蒼空。紹介したいのは俺達の仲間だよ!正式に顧問弁護士として瑠璃が雇ったんだ。そして俺達の仲間に成ったんだよ。』
晧覬が言うと…
〔俺は…俺は認めない!!こいつ達が二人で瑠璃姉を…〕
響が続きを言い掛けた時、私が…
【響?もう終わった事で私も晧覬も昴も二人を許したの…父も最初は納得しなかったけど理解してくれたの…】
私は響に向かって言葉を発した。


