私は自分でズルイ女だと思った。
何も言わず…
昴を見詰めてると…
「瑠璃ちゃんが気にする事は無いからねいつも通りにしてて欲しい…俺は自然体の瑠璃ちゃんが好きだから…」
昴に言われ頷く私だったけど…
どうやって自然体で昴に接すればいいのか?私は正直、解らなく成った。
意識してしまう…
異性として…
今まで異性であっても同性の様な感じで接してたのに…
急に…
急に昴を晧覬と同じ異性と言う目で観る様に変わってしまった私…
あ"~!!
一体、私はどうしたらいいの?!
昴の気持ちを再確認して私は一体どうしたいの?
何がしたいの?
私の頭の中はパニックに成った。
パニックの最中…
2回目のご飯も炊き上がりご飯を移し炊きたてのお米の上に合わせ酢をかけまた昴が手際良く米を切る様にして掻き混ぜだした。
私はまたその作業を昴に任せ昴が潰してくれてたジャガ芋を半分に分け一つはジャガサラダにする為に輪切りにした胡瓜とコーンを混ぜマヨネーズで和え塩胡椒で味を整えた。
もう一つはコロッケにする為にだった。
手際良く混ぜ形を整え油の中へ入れて行く。
油の中で泡が立ち…


