終わって時間を観ると…
帰ると言った時間をとうに過ぎ…
私はフラフラに成ってしまった…
足腰が立たないと言うのはこう言う事を言うんだろう…
『瑠璃にはまだちょっときつかった様だな…。ごめん…。優しく出来なくて…』
晧覬は気まずそうな顔を私に向けて言って来た。
私が頭を左右に振ると晧覬は優しく頭を撫でキスをした。
『ずっと瑠璃を感じたいと思ってた。ずっと我慢して来てたから…』
晧覬は言った。
確かに…
三つ子ちゃんが産まれてからの晧覬と私は育児と仕事に追われ夫婦の営みもそこそこでこんな事をしてる余裕が無かったのは確か…
晧覬…
ずっと我慢してたんだ…
私が我慢してた様に晧覬も同じ気持ちだったんだ…
私は正直に晧覬に抱いて欲しいと言えば良かったんだ…
私は晧覬に素直にその事を話すと…
『じゃ我慢しなくていいんだな?いつでも瑠璃をこうやって抱いていいんだな?抱きたい時に…』
私が頷くと…
『じゃ2年分、取り戻したいから明後日から毎日ね!』
はぁ~??
毎日?
それは無理!!
それは困る!!
冗談じゃない!!


