事務所の受付に来て私はようやく自分が今、何処に来てるのか?
認識した。
えぇ~!?
私は驚いた。
『瑠璃?ようやく思考回路が働き出したんだね?』
晧覬は私の手を握りながら言って来た。
私は大きく頭を上下に何度も振ると晧覬は笑いながらそのまま自分の部屋へと私を入れた。
『お昼過ぎには家に帰るからってお袋に電話は入れておいたから安心して。』
晧覬はそう言うと鞄を置きそしてまた私にキスをして来た。
『家にお邪魔虫が三人も居てるから瑠璃とロクにキスも出来なかったし瑠璃を抱く事も出来なかったよ…』
晧覬は私の耳元でそう言うとキスをして来て私をソファ~に押し倒した。
誰が来るか?
解らない部屋の中で私がジタバタ暴れると晧覬は…
『今日は我慢できない…玄関であんな色っぽい顔をされて観せられたんだから…俺の理性が飛んじゃったよ…瑠璃…。愛してるよ。』
晧覬はそう言うと唇を舌で割り中に入って来た。
もう…
私の身体はスイッチが入ってしまい…
意識が朦朧と成り…
気が付いた時には晧覬の膝の上に乗せられ…
そう…
前に一度された事のある…


